「レトロフリークはエミュレーターだから悪!」 というズレた認識について
レトロフリークというゲーム機が発売された、ファミコンやスーパーファミコン、メガドライブなど11種類のカセットタイプのレトロゲーム機のソフトをHDMI画質で楽しむことが出来、しかもソフトを本体のSDカードに保存しライブラリとして好きなソフトを好きな時に起動できる機械である。
現時点での判断はグレーといったところであるが、個人的な意見考察を挙げておきたい。
なお当方本体を持ってないので間違った記述しているかもしれませんのでそういう点があったら申し訳ないです。
そもそも問題だったのは違法DLだったでしょ?
エミュレーターやかつて存在したマジコンといったものが世間一般の中であまりいい目をされなかったのは、動かすソフトをどうやって入手するかという手段において違法サイトから違法ダウンロードして違法に起動するという違法な方法だったからである。
ソフトウェアを吸いだすという行為はカートリッジに対応した専用の機械の購入や作成が必要になり、そもそも導入するのが難しかったからという背景がある。
こういった背景によってエミュレーターという単語が違法めいたものとして認識されてしまうのである。
CDを音楽プレイヤーに入れるのと何ら変わらないという話
似たような間柄として音楽CDとポータブルプレイヤーがそれに近い。
かつて存在したCCCDなどはこれを阻止するために導入されたプロテクト手段であるが、少しでも特殊なシステムを使った音楽プレイヤーに入れると再生に不具合が出てしまうという、アレルギー反応めいた誤作動を起こしたケースが散見された
現在では音楽CDにプロテクトは存在せず、そのままPCに取り込むとネットワーク上から音楽情報が取り込まれトラックやアルバム名含めてPCに保存されるのである。
この構図はレトロフリークにおいても似たようなものになっている
「ゲーム本体と吸いだす機械を持っている」という証明
レトロフリークという存在が大きいのは、ポータブルプレイヤーを取り込む際のCDドライブに該当する部分を所持できるという点にある。
レトロフリーク経由で起動するということは「すでにソフトを所持してるうえで、さらに良い環境で遊ぶため」という説明を一気に解決することが出来る。
ソフト所持の証明や説明が「この機械を持っている」だけで事足りるというのは大きい。
むろん「正しい使い方」を行っているうちは・・・という前提があるが、「そういう悪いこと」をやる人はPCで既に勝手にやってるよね。
便利なものに対する恐怖感
画期的な新商品が発表され広く知られた際、少なからずその利便性に不安を抱く人間が現れるのは仕方ないのかもしれない。
この橋頭保において、
違法性が高いという声が大きくなり、この手段が「なかったこと」となれば、過去のゲームを遊ぶ手段が時間とともにじわりじわりと減っていくだけの世界に戻る。
そして受け入れられれば過去のゲームを遊ぶ手段に画期的なひとつが定着する。
二つに一つである。
願わくばこの投じられた一石が良い結果になることを期待します。
ところで僕も欲しいですレトロフリーク(´・ω・`)