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海賊生活シム『Sea of Thieves』 は結局何をするゲームなのか?快適に航海する為の覚え書き

『Sea of Thieves』の発売が3/20に迫っている。本作はバンカズやゴールデンアイピニャータやコンカーなどでおなじみのレア社が長い時間をかけ作り上げた海の表現が特に素晴らしいオンライン航海探索ゲームで、海賊生活ごっこを楽しむ事が目的の作品となっている。対応ハードはWindows10とXBOXONE
 

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本作はひとつひとつの動作が大掛かりな船舶を操作し時には宝探しを行い、時には運送を依頼され、そして時には賞金首を撃退するなどと言った様々なミッションが用意されている作品となっているのだが、具体的に本作はどのように操作を行いどのように目標を達成し、最終的に何が手に入るのか?いまいち伝わり切って無いと感じた部分がある。勿論手探りでそういったものを見つけていくのも楽しいのだが英語版という事もあり中々骨が折れるだろう。

 
今回、βを遊んだ範囲ではあるが自分が遊んだ感触のおさらいを兼ねて具体的に何をするか、どう操作するのか、そしてこういった場合自分はどうしたのかといった部分をザックリとではあるが記事として纏めてみた。
 
 

何をするゲーム?

海賊ごっこ

海賊生活を楽しむことのできる本作はジャンルとしてはFPSに該当する作品だ。
 
 
一人称視点で島々を探索し、船舶を操作し、時には銃撃や斬撃を行いながら目的を達成していくのが基本の流れとなっているのだが、本作のユニークなところは船舶を動かす際舵取りから操帆地図の確認や錨の引き上げ、修理作業に至るまでを完全一人称で行わなければいけないという部分である。このシステムでフレンド合流やランダムマッチングで誰かの船に乗船し最大4人CO-OPで大型船舶を操作する形式が基本となっている。
 
 
因みに、開始時にすべてを一人で操作する小型船舶モードも用意されており、そちらで悠々自適にぼんやり水面を眺めながらの航海も非常に楽しく、私の場合はそれが購入するに至った理由でもある。
 

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なんというか感覚的には「船舶版Elite Dangerous」といった感触で、操作を楽しむことが出来て特に港に停泊する際の繊細な操作はElite~でコロニーに着陸する際の緊張感を思い出しりした。
 
あと本作、乗船時の水面の描写や揺れ具合や効果音といった海の再現度が凄まじく高く、多分中途半端な飲酒状態の人だと耐性ない人は余裕で酔うと思うのでそこらへんは気をつけよう。
 

宝さがし

この一つ一つの操作が大掛かりな船舶を動かして達成するべき目的のひとつは、海賊モノでおなじみ隠された財宝の採掘である。
 
港で海賊の地図を購入もしくは入手するとそれが所謂「クエスト受注」となる。そして船の中の船長室のテーブルでどのミッションを実行するか選択し他にプレイヤーがいる場合は投票することで目的が決まる仕組みだ。
 

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エストが決まりしだい手掛かりや地図を駆使し目的の島を見つけ船舶を動かし大海原に乗り出そう。因みに具体的な手掛かりや宝の地図は先の投票が完了し次第プレイヤーの手元で確認できるようになる。
 
ひとりもしくは他プレイヤーと協力して海賊の島から宝箱を掘り起こし回収しよう。その際呪われた海賊(主にガイコツ)が襲い掛かってくるのでカットラスやラッパ銃、体力回復用のバナナ等の用意は船舶内でしっかりと行っておこう。
 

港に帰るまでが海賊です

宝箱を手に入れたら最後は港で換金することが目的となるのだが、本作の海域はTDUやDestinyやディビジョン等のようなフィールド自体でランダムマッチする仕様のオンラインゲームとなっている。
 
つまり何時何処で他のどのようなプレイヤーと遭遇するのか気が抜けない環境になっているのだ。
 
待ち伏せしてる船を探すために望遠鏡で覗いて索敵を行いもし見つけた際に相手が帆を張るなどの何かしらの動きを確認したら一目散に逃げよう(本作の遠景描画は凄まじく遠方の船舶の甲板の動きも見ようと思えば見ることが可能な仕上がりになっているので相手の動きの把握も立派な戦略の一つだ)、万が一鉢合わせになっても換金所に行ければこちらの勝ちだ。
 

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もしくは逆にこちらから仕掛けるのも良い、海の上では無法地帯大砲に弾や船員を詰め込み相手の船に撃ち込もう。とにかく相手の船員のリスポンより先んじて打撃を与えれば船の動きは鈍るし上手くいけば轟沈させることも可能だ。乗り込んで宝箱を奪い去る事も可能だろう。
 
そして港で無事に宝箱を換金することが出来たら手に入れた金で新たな地図や装備を整え酒場で飲んだくれながら宵越しの銭を溶かし切り、次の航海へ向かおう。
 

強化要素は見た目装備メイン

本作の所謂レベルアップというか装備強化は殆どが見た目の強化のみに留まっている。プレイを重ねれば重ねるほど道具や武器、服装、義手、船舶の見た目を豪華にすることが可能なのでどんどんクエストをクリアしていこう。
 

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1人でもオッケー

先に書いた通り本作は4人COOPの他にも、1人や~2人での小型船舶の操縦も可能となっている、こちらを選択する利点は足並みをそろえる必要なしにひとり気楽に航海することが可能な点である。その分忙しさも増すが自分が遊んだ限りでは不自由なく堅実に金稼ぎを行うことが出来た。
 

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自分としては特に最初の右も左もわからないときは1人モードで自分のリズムで各種要素を把握する事をお勧めしたいが。そうは言っても4人COOPに便乗することで賞金獲得のご相伴に預かるという手段も十分うまあじなので気分によって選択すればよいだろう。
 
 

全体の流れ

エスト受注

本作の宝探しのクエスト受注は「宝の地図を購入する」という形式になっている。
 
『Outpost(港)』の名前が付いている島がいわゆる船を泊める陸の拠点となっており、ここで装備品の購入、服装の購入、ミッションの受注を行う事が可能となっている。ミッションの種類は受付場所によって変化するので自分に合ったものを選択しよう。
 
ミッションの種類はβで遊んだ際に体験できた宝箱の回収と野生生物の捕獲と運搬、そして製品版では賞金首の撃破も用意されているようだ。
 

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船舶操作の流れ

エストを受注したら次は船舶の操作だ。本作の船舶操作は一人称視点のまま各装置をインタラクトしひとつひとつ操作していく形式となっている。錨の巻き上げから帆の調整、舵取りから水漏れ対策大砲装填等々全てだ。この各要素を一人或いは複数で協力しながら使いこなしていくことが重要なポイントとなっている。
 
この項目では簡単ではあるが各要素の担っている役割と操作方法について触れておきたい。
 
イカリを上げろ!
船の中央或いは後部に備わっている『キャプスタン(錨巻き上げ装置)』はXボタン押下で使用することが可能で、これを用いることで錨を巻き上げることが出来る。
 
海賊映画でよくある出港時に屈強なゴロツキがエンヤコラと大きなハンドルを協力して押し巻いてるアレだ。アレを本作では実際に操作することになる。この錨を巻き上げることではじめて船舶は動き始めるのだ。
 

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COOP時には同時に錨を巻き上げる人が多ければ多いほど巻き上げ速度が速まるので手が空いてる人は手伝ってあげよう。
 
また本作における船舶の錨は車で言うところのサイドブレーキに近い役割を果たしているので、巻き上げることで船は動き出し、逆に急に停車させたいときなどは撒き上がってる状態でXボタン押下ですると一気に下ろされ急停止することが出来る。
 
帆を張れ!
錨を巻き上げ船が自由になったら次は展帆作業だ、これは所謂アクセルの役割を担っているので適宜制御するようにしよう。
 
展帆を行うためのロープは二種類存在し「帆の開き加減」と「帆の方向」の二種類を制御することになる。風を無駄なく受けれる方向を適宜調整する事がコツとなっている。(多分風のタクト辺り遊んだ人はスンナリ把握しやすいかも。)
 

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帆は常に最大展開するべきかと言ったら必ずしもそうではなく海図にない不意の地形もところどころに存在し、加えて停泊作業を慎重に行うためにも微調整が必須となっているので、船員は手の追いつく展帆具合を模索することも重要となっている。船底をこすりつけたらあっという間に沈没してしまうので注意が必要だ。
 
舵を取れ!行き先を示せ!
船舶操作で特に重要な操作がこの操舵作業だろう、船舶中央後方に設置されているステアリングホイールを用いて面舵(右折)取り舵(左折)どちらに動くべきか船舶特有の動作の重さも考えながら慎重に大胆に操作を行う事が求められる。
 
(あとこれ書いてるときどっちがどっちだか分からなくて調べてみたけどどうやら「卯が転じて面舵」「酉側だから取り舵」とのことらしい。知恵袋だから真偽は知らんがなんかおぼえやすかった。)
 

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目的地の把握についてだが、基本は地図を眺めて大まかな方向を把握したら舵輪の近くに設置されたコンパスを参考に方向を調整するというどこまでもアナログな操作が要求される。COOP時は地図を眺めてる人がどの方向に向かうべきかクイックチャットで指示を出せるので的確に指示を出そう。
 
因みに舵を中央に戻す際はステアリングホイールのいちばん出っ張っている部分に合わせるのだが、同時に振動が特に強い部分が中央位置になっている事も覚えておくとより操作の精度が増すだろう。
 
目的地が近づいたら帆を畳み、錨を下ろし、装備を整え海に飛び込んで、地図を眺めながら探索を始めよう。
 

宝入手の流れ

島に上陸したら宝探しだ、宝の地図やコンパス、時には暗号文を駆使して探索を行おう。いちばん最後のは多少の英語力が必要だろうが各ミッションを解除するにつれ次の目的が提示されるので落ち着いて探索すればすぐに目的のものが見つかるだろう。
 

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宝の地図を用いる探索はシンプルながら歯ごたえのある作りになっている。時折出現するガイコツを倒しながら目的の場所をコンパスを眺めながら埋まってる位置を探り当てるのが目的となる。勿論詳細な現在位置表示なんて近未来的要素は備わって無いので自分の足で現在位置の把握も重要となっている。島の海岸の位置から割り出すようにしよう。
 
そうは言っても大体の場所をスコップで掘り出したら大抵の場合宝箱即出てきたので、まずは大まかな位置を特定することから始めよう。因みに宝の地図は ご丁寧に両面印刷されてるので誰かが地図を掲げているのを RT押下中にLT押下で外に向けて掲げる事が出来るので誰かの地図を参考に自分は採掘に勤しむといった攻略も可能である。
 

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回収したらあとは先に書いた通り、追手から逃げながら港(Outpost)目指して船を進めよう。本作の一番基本的な要素である宝探しはだいたいこんな感じである。
 

知っておくと便利な事とか

クイックチャットは持ってるもの使ってるものに応じて変化する

本作ではボイスチャットのほかに十字キー上ボタン押しながらの右スティック操作で所謂クイックチャットを使用することが可能だ。そしてこのクイックチャットは自分が今操作してるオブジェクトや所持してるアイテムによって適宜変化するつくりになっている。
 

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例えば海図を見ながらだったら何処に向かうべきかを指示出せるし、望遠鏡を眺めながらだったら発見を伝えることが出来るし、舵取りしながらだったら各種船舶操作の指示を出すことが可能である。
 
状況に応じて臨機応変に意思疎通を行おう。
 

大砲の玉と修復用の板は常に持っておこう

ゲームを開始してまずすべきことは装備の整えと消費アイテムの補充である。特に後者の消費アイテムは大砲の玉や修理用の木板、体力回復のバナナといったものが用意されておりそのどれもが重要度の高いものとなっている。
 
船室の樽に備蓄されているのでしっかりと補充しておこう。
 

こういう場合どうする?

ヤバい!浸水した!

本作の耐久度は船に空いた穴の数とそれによる浸水具合の組み合わせとなっている。なので被弾したり擱座しかけた際は早急に空いた穴を板で塞いでバケツで水を掻き出そう。
 
因みに船が沈んだり船から転落して暫く経過すると何処からともなく出現する人魚が松明を照らしながら導いてくれるので彼女らに頼って再度船のある場所に再召喚してもらおう。本作の海賊は主人公含めて呪われてるらしくどう足掻いても再召喚され何度も船が割り当てられるらしい。
 

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換金しようにも別勢力の海賊が待ち構えてた!

戦う、遠距離からフルボッコにする
特にCOOP時はこちらでの対処がメインになるだろう。本作の海戦は大砲を詰めて撃つ想像通りのそれとなっており被弾からの回復も手作業で板で目張りする形式となっているので先んじて攻撃すれば意外といける筈だ。
 
特に待ち伏せ時なら相手は止まってるはずなのでそのまま袋叩きにも出来るはずだ。
 
逃げる
こちらは特に一人で操船してるときに取るであろう手段だ。もう逃げちゃおう。展望台や望遠鏡を駆使して周囲を探索して機動力に全振りしとにかく逃げるのだ。相手が大人数であればあるほど動きは鈍重になる傾向が強いように見えたので一気に遠くまで逃げて、時には港に停泊すると見せかけるような動きも織り交ぜると効果的だった。
 
また逃げるに近い手段としては港に着くや速攻でお金を換金してしまうという手段もある。すぐ復活できるし。
 
楽器で気を引く
これは僕が遭遇したケースだった。
 
というのも宝箱換金しようと港向かってたら船が一隻追いかけてきたので速攻で交換した後遅れてやってきた船とすったもんだ繰り返したら相手の船を奪ってしまいそのまま何度も相手を倒せる状況になってしまった。
 
その際に相手のプレイヤーが楽器を演奏してこちらを説得しに来たのだ。ノリのいいプレイヤーならその場で一緒に演奏したり踊ってくれるだろう。
 
まぁそのまま切り伏せたけど。元々向こうがしつこく追いかけてきたんだし。
 

まとめ

発売前に可能な範囲ではあるが自分が遊んだ際に知っておくと動きやすくなる部分についてはザックリと纏めてみたつもりだ。本作は残念ながらまだローカライズされてないもののポテンシャル自体は十分存在する作品であると感じたので、これ読んで気になった方は是非手を出してみることを検討してみて頂けると幸いだ。
 

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参考になる日本語記事一覧

操作やシステム全般を網羅した記事、正直これ読めば全て済む話だった。
 
 
大手公式メディアによるインプレッション。βテストの際の様子が書いてあり非常に分かりやすい。
 
 

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記事自体は参考にはなったので
 

 

 

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