XBOXONE/PC 『Gears of War 4』でオンライン対戦に挑戦するなら、最初は「人間 vs AI」がオススメだよって話
XBOXONEとWindows10にてTPSである『Gears of War 4』が北米を中心に発売開始された。
『Gears of War』に関して今更説明の必要はないと思うが、昨今出ている三人称視点のシューターの大多数が採用している「カバーシステム」を本格的に導入した事に始め、少数の操作で多数の動作を実現したキーアサインやタクティカルリロードの爽快感、そして迫力がありつつもクドくない丁度いい塩梅のゴア表現を実現したまさに「名作」と呼ぶに相応しいシリーズであり、今回その最新作が発売されたわけだ。
残念なことに本作は日本国内での販売が見送られたがローカライズ自体はしっかりと行われているため、結果的に「いつもの感覚で本来の暴力性を楽しめる」ギアーズに仕上がっている。
そんな中、自分はシリーズで初めてオンラインに挑戦しているワケなのだが、色々と対戦モードを回った結果、まずとりあえず最初に遊ぶなら本モード「協力プレイ モード」が一番最適なのではないかと感じた。
今回はその理由を幾つか解説したいと思い記事を書いた。
どんなモードなのか?
要するに通常対戦で相手側がBOTになったモード
見出しだけで説明がついてしまうがつまりそういう事だ。本モードは通常の対戦ルールそのままに敵が常にCPUのままになってくれるモードなのだ。
また、仲間に関してもマッチングが間に合わなかった時などはいつも通りCPUが代わりに参戦してくれるため、人数が少なくても問題ないようになっている。
敵の強さは設定可能
協力プレイモードを選択する際、難易度は通常のカジュアル/ノーマル/ハード/インセインから選択する形式になっている。具体的にどう変わるのかはまだ把握しきってないが、おそらく彼我の体力周りに手が加えられてるものと推測される。
最初に選ぶならカジュアルが良いかもしれないが、自分が遊んでみた感じノーマルでも十分戦えるように感じた。
ゲームルールやマップは試合ごとに大きく変化する。
本作『Gears of War 4』の対戦ルールは遊ぶごとにマップ含め変化するようになっており、加えて一つの試合が終わると三種類用意されるマップと組み合わせから一つを選ぶ「選択選挙制」を採用している。そのため毎度異なる条件のバラエティに富んだ戦いを楽しむことが出来るのだ。
そうは言っても基本は走って撃って敵をミンチにして目標を達成したりしなかったりなので、毎度思考を切り替える必要はそこまでないので気軽にバシバシ戦いまくろう。
ちなみに本作はマップパック周りは無料配布され自由に遊びたいときのみ購入するという形式をとってるため、メインのソフトさえ購入すれば必要最低限常に最新の状態の対戦を楽しむことが出来るのは素晴らしい仕様であると感じた。
なぜオススメなのか
気持ちよく勝ちやすい
敵がAIという事は人間ではないわけでどんな戦い方をしても文句を言われる可能性が無いという事だ。このメリットはかなり大きい。
対戦モノで足が遠のく原因の一つに「モニタの向こう側にいる相手に不評を買われる事に対する恐怖」というものが漠然と存在するため、特に不慣れなウチはいきなり飛び込むのに勇気が要ることが多い。
それを乗り越え戦いに明け暮れることが出来た際の楽しさは勿論大きいのだが、やはり悩みどころさんなのである。
その点、最初から敵が「人間ではない」というのは気軽に対戦モードを始めるキッカケとしては十分であると自分は考えている。あと腐れなく仲間と共闘して勝つことが出来るという気軽な爽快感は大変良いものであった。
ていうかゲーム問わずもっとPvEモード増えれ。
AIが敵であるメリット
では敵はBot(AI)であるメリットとはどういったものが存在するだろうか?ざっと思いつくものを以下に挙げてみることにした。
処刑や近接攻撃やスナイプなど狙いやすい
CPUの動きは基本的に「正確」で「迷わない」ケースが殆どだ。しかしそれ故に「動きが直線的」「アドリブが効かない」といった点も存在する。
そのため敵として回った時はどういったタイミングで突撃してくるのか次はどういった行動をするのか、といった戦況予想を人間相手より比較的楽に行うことが出来るワケだ。
そのため突撃したらチェーンソーでミンチにすればいいし、切り込んだらショットガンをぶっぱなせばいいわけだし遠くで隠れてるときは脳天を破裂させればいいのだ。そういった戦い方をCPU戦では狙いやすい。
それなりに手ごたえがある
先の項目で「AIは戦いやすい」と書いたが、それでは本モードはヌルいのか?と言われると必ずしもそうではない、というか割と撃ち負ける事がある。
ここで先に挙げた「正確」で「迷わない」という特徴が活きてくる。見つけ次第迷わずこちらに突撃してくるし、分かり次第長い時間対象を狙い続けるのだ。
とは言っても調整の少ない敵キャラにありがちな鬼エイムこそ備わってはいないので「頭を出したら即HS」といった事態には「殆ど遭遇しない」ので安心なのだが、ウカウカしてるとダメージを食らいまんまと処刑される(この部分でも迷わず処刑してくる)ことが多いので気を抜くことが出来ない。
相手の腕前が変化しない
オンライン対戦とは基本的に対戦相手も人間なわけで時間が経てば経つほど洗練されたプレイヤー層だけが残っていき徐々に修羅の世界になっていくのが常である。
これは対戦ものなら逃れられぬカルマであるわけなのだが、本モードは敵がAIなのでウデマエの変化は事実上存在しない。この点は地味にかなり大きい何時遊んでも気軽に戦うことが出来るわけだ。
加えて「味方だけは人間」という事は戦局の変化要素も存在するも同然なので、全員がBotである対戦より変化に富み、通常の人間同士の対戦より修羅になりにくいというわけなのだ。
まぁ要するにAIは殴り返してくるサンドバッグとして巧く機能してくれる対戦相手になっているというわけだ。
対戦をするならまず協力モードからやろう!
他にも「仲間 vs AIなので共闘感がある」「全員揃わなくても一人からで遊べる」「Hordeに比べて試合時間が短くさっくり遊べる」「通常マッチと同じように経験値獲得できる」「マップを覚える練習台として機能してくれる」などといったおすすめポイントがあるのだがそれを全部解説するのは面d文章が長くなりすぎるので、主にどういった点がオススメな理由なのかを中心に開設した。
本モードはその気軽さや短さからフレンドとサクッと遊ぶ際にもオススメだし、まずどのモードでオンラインを始めるか悩んだ際にもピッタリだし、とにかく気持ち良く戦って勝ちたいという欲求にも応えてくれる大変良い対戦ルールであると感じた。
是非ギアーズ4を購入した際には試して見て欲しい限りだ。
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