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【雑記】 カードゲームと対戦アクションを融合した怪作『ファントムダスト (Win10/XBOXONE)』について、作品の紹介と序盤の解説をしようと思った記事。あと今使ってるデッキ構成とか

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先日、Windows10とXBOXONE向けにリマスター版『ファントムダスト』が配信された。しかも無料で、解像度以外初代XBOX版そのまんまで。

 

本作は「パンツァードラグーン」等を手掛けた二木幸生氏が先頭に立ち開発された作品だ。廃墟となった日本を舞台に記憶の残滓を辿りながら様々な特殊能力を駆使し世界の謎を追いかける、といったお話の割とポストアポカリプスな対戦アクションゲームで、カードゲームの要素をシステムに組み込んだ奇抜ながら大変奥深いゲーム性を兼ね備えている作品となっている。

 

自分自身も過去に分割ではあるがクイックデッキを用いた対戦で大変盛り上がった記憶があり大変思い出深い。

 
そんな本作だが反応を検索して眺めてみると(案の定ではあるが)「よく分からん」「難しい」「2章ボスが倒せない」等といった声をチラホラ見かける、自分自身も詰まったり引っかかった部分でもあるためその気持ちは大変分かる。分かるので今回そういった人たちに少しでも助けになればいいなぁという下心で記事を書こうと思ったワケだ。
 
遊び方が分からないうちにやめてしまうのはちょっととても勿体無いと感じるし、引っ掛かりを解消したらその勢いでハマってくれる人も何人か出てきてくれたらそれは嬉しいなぁと思うわけで。ゲームとしてはキャンペーン三章序盤くらいを想定した感じになるのかな?とりあえず自由にデッキを組めるようになるまで周辺です。
 
あと記事の構成は、前置き部分は「そもそも遊ぶかどうか悩んでいる人向け」の概要を伝える解説で、本題と余談部分は「DLしてみて多少なりとも進めてみてる人向け」の解説といった塩梅に仕上がった記事となっている。 

 

今回の記事はゲーム性を把握するための入り口に立つために試行錯誤した自分の経験を絡めたものとなっているので、慣れた人からはツッコミも出てくると思います。当時オンラインには参戦してなかったのでそこらへんの事情には疎かったのですよ・・・

 
 

前置き1:ゲームの「目的」について

ユニークなシステムを備えたゲーム作品の概要を知るためには「目的」と「手段」の把握から入るのが最適である。なので今回の解説でもそれに倣って「目的」の話から始めようと思う。
 
本作はジャンルとしては『対戦アクション』と呼ばれるものに分類できる、なので本作の目的はザックリ突き詰めれば「敵のHPを攻撃でゼロにする」事である。この部分は他の対戦アクションゲームと同じだ。つまり防御スキルで身を守りながら攻撃スキルを駆使して敵を削って削って削り切ればよいのだ。
 

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目的が分かれば次は手段の把握が必要だろう。まずは敵の「探し方」そして次に敵を見つけてからの「戦い方」だ。
 

前置き2:達成するための「手段」について

 
この部分は一応ゲーム内でも説明されるがゲームの内の説明は聊か冗長に過ぎるので改めて文章にして纏めておきたい部分だと思った。
 

敵の捕捉

まず敵へのロックオン機能だが、右トリガーを引くと敵のどちらかにカメラが向くようになる、再度右トリガーでロックオンの解除、そして左トリガーで対象の切り替えも忘れてはいけない操作だ。ロックオンを行うと、カメラ操作までガッチリ固定されるのでフィールド移動しながら戦う際にはこの切り替えが重要である、捕捉しながら移動しようとして落下といったケースが少なくないのも本作の特徴だ。
 

どのようにして敵を倒すか

さてここからが本題の「敵を倒す」為の方法だが、それを達成する為には本作の肝である「スキル」や「アーセナル」などとシステム周りを把握するところから入るだろう。

 
本作はカードゲームと対戦アクションの融合ということもあり、各システムはカードゲームにおける用語に置き換えて解説することが可能なので、言い換えながら各要素がどのように機能しているのかどのように活用出来るのかの解説をそれぞれで行っていきたいと思う。
 
(本編でチュートリアルが用意されているのでザックリ読み飛ばしてもらって実際に遊びながら身に着けてもらった方が早いと思う。使ってる用語も適切かどうか不安なところあるので。)
 
アーセナル→ デッキ

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本作の特徴として「300もの攻撃や防御、強化や妨害その他諸々の『技』を使うことが出来る」というものがある。勿論の話だがこの用意されているスキルすべてを一度に使う事はできない。まず戦闘に赴く前に行うのが「アーセナル」と呼ばれる「デッキ構築」だ。プレイヤーは最大300もの数に及ぶスキルから30まで詰め込むことが出来るアーセナルに組み込むところから始める。
 

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基本的にアーセナルの構築は毎回イチから組み立てるよりも基本的なスキル構成(地味ともいう)を使いながら徐々に交換したり追加したりといった「緩やかな改造」を念頭に置きながら考えるとうまい事破綻せずに自分に合った組み合わせを見つけやすくなると思う、多分、自分の遊んだ感じだと。
 
オーラ→マナ
スキルには攻撃力や防御力や特殊効果に加えて、「消費オーラ」と呼ばれるパラメータも存在している。これはプレイヤーの「オーラ(MP、EN、マナ、スタミナ、巫力とも読み替えることが出来る)」から使うたび差し引かれる駆け引き要素のひとつとなっている。
 
リアルタイム対戦アクションな本作ではオーラは時間経過で自動回復するのだが、一度に使えるスキルの幅を広めるためにオーラの最大値を引き上げるには「アジエル粒子」と呼ばれるスキルでオーラ―の上限を挙げる必要がある。
 
アジエル粒子」は序盤に手札や場に存在すればするほど基本的に有利に事が運びやすいので、アーセナルには最低でも全体の半分である15個ほど用意しておくのが望ましいと言える。そうすれば(雑な計算だが)半々の確率でオーラの最大値を引き上げやすくなるというわけだ。
 
カプセル→ 場のカード
本作の戦闘フィールドはスタート地点に出現するのがこの「カプセル」だ。フィールド上に最大3個まで出現し取得するたびアーセナルからランダムに新しくカプセルが出現するようになっている。要するに「デッキからカードが一定数までドローされており、敵から見えないように場に伏せられている」という状態なワケだ。そこからカードをどう引くかの種類の選定や優先順位を即見極めるのが本作のコツとなっている。
 

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優先して取っておきたいのはやはりマナの最大値が増える「アジエル粒子」や低コストの「攻撃スキル」「防御スキル」辺りだろう。出現するカプセルや手札のスキルは完全にランダムなのでもしかしたら序盤は使えないスキルも出てくるかもしれない。そこは純粋にその場での機転に任せるしかないワケだ。
 
 
スキル→手札
さて、戦闘が開始されるとXBOXONEコントローラーはABXYボタンそれぞれにシャッフルされた「スキル」がセットされる。これがいわゆる「手札」である。
 
どのスキルが手に入るかは完全にランダムなのだが最初の戦闘開始時にビューボタン(Select/Backボタン)を押すことで一回限り再シャッフルして別のスキルを手札にセットすることが出来る。勿論こちらも完全ランダムなのでお気に召すものが手に入るかは時の運だ。上手い事良い引きを当てるのを祈りつつ、あとは出たとこ勝負で戦おう。
 
あとはぞれぞれに配置された「スキル」や「アジエル粒子」を使いながら敵と味方の動きや立ち位置、手札(種類くらいは分かる)を把握し、自身のスキルに適した距離を保ちながら臨機応変に対処しよう。
 
以上を総括すると、本作は「マナの数に気を使いながらABXYに配置された手札と場に出てくるカードを取捨選択して敵のHPを削り切る」という流れになっており、大半は戦闘が始まる寸前までに趨勢が決まっていると言っても過言ではないことが伺えるだろう。
 
 
つまりこれ↓である。
 

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本題:今自分が使ってるデッキについて

デッキ内容

最後に僕が現在使っているアーセナルを提示することにする、このままでもそこそこ使えてるのでこれを真似して貰っても恐らく問題ないだろう。
 

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基本戦術は「跳躍術」や「神速術」で動き回りながら「震脚」で蹴りつつ、防御周りは「心眼」の自動発動に任せてアジエル粒子が溜まってきたら強力な「サイコブレード」も搦めて敵を畳み込む戦術だ。「気功掌」は溜めに応じて威力を変えることが出来るのに加えて発動タイミングを自身で調整できるので相手の防御スキル発動に対してタイミングをずらすことが可能なので搦め手としてアクセントになるかもという目論見だ、とくにCPU相手には有効なことが多い。
 
基本接近戦で翻弄しながら一気にボッコボコにする戦術なので、考えることが苦手な脳筋の僕にも使える汎用性の高いスキル構成になっているはずだ。
 

弱点と対策案

そしてこのスキル構成、慣れている人から見ると幾つか欠点を抱えている事が分かる、ここで幾つかの問題点の提示とここからの改善策についてもいくつか挙げていたい、ちなみに僕はオンライン対戦は当時は参戦できなかったのであくまでキャンペーンでの対CPU戦術になる。当時クイックルールでの分割対戦はやりまくったんだけどねー
 
まず全体的に攻撃力が低いため強力な防御スキルで封じられてしまう可能性が高い、次に拘束系の妨害スキルに弱い、そして遠距離を逃げ回る相手には攻撃が届きにくい、という点だ。
 
この中では相手の防御周り関しては割と簡単に改善策や運用方法が思いつく。
 
攻撃力の低さからくる敵のガードスキルに関しては、先に挙げた「気功掌」のディレイ発動でスキを突いたり、幾つか使い切りの強力なスキルを忍ばせて相手の盾を粉砕してもいいし、低消費の攻撃スキルを連発して相手の防御スキルを乱発させて押し切るという手もある、スキルの中には攻撃力も消費もゼロというスキルがあるがこういう時に役に立つわけだ。また単純に攻撃力底上げの強化スキルも存在する為その比率を上げてもよいだろう。
 

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それと慣れてきたら相手の手札(種類くらいは分かるようになってる)を確認しながら立ち回るのも良いが中級者からでも遅くない部分だとおもう。
 
状態異常に対しての弱さは・・・うまく防御できることを祈ろう・・・。
 
遠距離に関しては「神速術」で一気に接近すれば初期なら割と光明が見えてくるかもしれない。攻撃スキルの多くは設定されてる射程距離で攻撃しないと極端に命中率が下がるものが殆どだ、なので遠距離攻撃は懐に入ればまず当たらないし、近距離は逃げきれば届かないワケだ。本作ほど有効射程がモロに影響出る作品も割と珍しいと思う。
 
記事を書くにあたって本アーセナルを使った際のプレイの様子を撮影したので、併せて見てもらうとだいたいどんな感じで動き回ってるのか分かって頂けるだろう。
 
 

余談:キャンペーン攻略について

ファントムダストはリマスターが為されてるとはいえ基本的には13年も前に発売されたソフトだ。そのため、やはりというかゲーム進行周りの利便性については当時の価値観そのままなので今遊びなおすと不便さを感じてしまうというのは避けて通れない部分である。
 
なので「これ自分には合わないんじゃないか?」と考えてしまう人も居る可能性がある。あるので、完全にそうだと結論付けてしまう前にちょっと目を通しておいて欲しい事について幾つか書き記しておく、それを踏まえてもうちょい齧ってみて合うか合わないか考えて頂いて欲しいなぁとも思うわけだ。
 

3章のアーセナルシステム解禁まではつらい

ハッキリ言って自由にスキル組めるようになる3章まで慣れるのがかなりつらいのも本作の悩ましい部分だ、モンハンで言えば採取や卵運びがキークエストになってるようなアレである。
 

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そのため序盤のスキル周りに関しては、実際にフィールドに出るまでどのようなものが渡されるのか分からない縛りプレイ状態に近いので、何度もリトライするかその場のアドリブに任せるという状況に遭遇しやすいだろう。
 
なので最初のうちはリトライしまくってもそれは決しておかしな話ではない。ちなみに本作全体を通して割とHPゼロになってリトライする頻度高いです。
 
幸いリマスターに伴ってミッションが三回失敗するとスキップできるようになる機能が追加されている(らしい)ので最悪それ使っちゃっても問題ないだろう。だが個人的な感触だが1~2章でスキル周りのクエストをガッツリやっておくとアーセナル構築の時の考え方は割とスンナリ行きやすい気がする。良くも悪くもスパルタな序盤というわけである。
 
あと2章ラストのペカト(Peccato)に関しては横のパーツを攻撃しきったら後は本体を狙い続ければなんとかなるんだけど、狙い所にコツがあってそこが地味に厄介なんですよね。隙間に入り込むように段差や浮遊を駆使して狙って行きましょう。参考に撃破動画を自分のもの含めて2本ほど貼っておきます。
 
 

キャンペーンを進めるための拠点探索もつらい

本作のミッション受注はNPCに話しかけて進める形になっている、なので話を進めるためには嫌でも拠点内の複数の部屋を歩き回って片っ端から話しかける必要があるわけだ。
 
当時からこの仕様はちょっとめんどっちいなぁと思っており、今回再度遊びなおしてもやっぱりめんどくちゃいなぁと感じてしまった部分だ。クエストボード形式がいかに洗練されているかが嫌でも実感してしまう部分ですな。
 
記事の最後に攻略サイトへのリンクを用意したのでそちらを活用してほしい。
 

最初のウチは中距離か近距離のスターターデッキをそのまま使おう

幅広いスキル構成が魅力の本作ではあるが、自由度が高いということは同時にどう弄ればいいのかの途方のなさも出てきてしまうもので、最初のうちはアーセナルでスキルをどう組み合わせれば良いのか見当がつかつ色々高コストや変わり種のスキルを入れてチグハグな構成になってしまい実践で上手く機能しないという状況に陥ってしまうだろう。
 

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なので最初のうちは(どれもかなり地味な構成だがその分扱いやすさも兼ね備えているので)下手にデッキ組むよりもスターターデッキで戦い続けた方が良いかもしれない、。
 
ちなみに初めに渡される構築済みデッキについてだが、個人的に使ってみた感じ「中距離セット」と「近距離セット」が比較的扱いやすく、「遠距離デッキ」がそこそこ扱いが難しいという印象を覚えた。なのでどれ選ぶか悩んだら中か近のデッキを選べば良いんじゃないかなぁと思う、特に近距離は分かりやすく攻撃できるし。
 

「手札事故」は日常茶飯事

本作を遊んでいくと「高コストスキルが最初に出てきて攻撃できなかった」「防御スキルが出てこなくてその間に敵の攻撃に畳み込まれた」「前に勝てたアーセナルでもう一度挑戦したら目論見ハズれて勝てなかった」「駄目だと思った組み合わせでなんか今回上手いこと手が良くて勝てちゃった。」などといった状況に遭遇した人は少なくないだろう。
 
何かデッキ構成で見落としてしまっているのでは?訝しんでしまうだろうがハッキリ言ってこれは仕様に近い。
 
(一応戦闘開始時に一回だけ手札の引き直しは選択できるがこれもただ引きなおすだけなので割りと賭けに近い。)
 
本作の特徴として「絶対に強い構成という組み合わせが存在しない」という部分がある。手札のスキルと場に出てるスキルが噛み合わない、例えば「マナフラッド」や「マナスクリュー」などの「手札事故」が発生するので、そういった状況で本命スキルをタダ捨てできるかどうかも、本作の駆け引きのひとつになっている側面がある。
 
なので「手札事故」はカードゲームの要素を兼ね備えた本作を遊ぶ上で避けては通れないアクシデントのひとつなのだ。だからこそ敵味方双方に大番狂わせが発生するという緊張感にもなっている。
 
一応対策として「アジエル粒子の比率を上げる」「素直な攻撃ばかり選ぶ」などで手札事故の幾らか解消はできるがゼロにはできない。こればかりは引き運を祈ろう。
 
 
 

蛇足:有料コンテンツについて

結論から言おう、初めて本作に触る人は有料コンテンツ周りについて考える必要はない。というか買う必要ない、買わなくてよい。
 
というのも本作、無料で配信されているのだが、その形式で配信するにあたって特に何か要素が欠落されているとかそういう事はなく、純粋に過去にプレイした人向けの時短要素として有料コンテンツが用意されているようなものになっているのだ。
 
それにDLCとして購入したスキルはオンライン対戦専用でキャンペーンに持ち込むことはできない。逆にキャンペーンで入手したスキルはオンラインに持ち込むことが出来る、アーセナル共有できないのはシステムの片手落ちっぽいけど。
 
なので、本作からプレイしようと思っている人は最初はキャンペーンをプレイしていけばノウハウを獲得しつつそのまま使い慣れたアーセナルでオンラインに臨むことが出来るわけだ。
 
それに初期に手に入るスキルは使いやすさから初期に手に入るというだけで、キャンペーンのストーリーを進めていくに伴い手に入るスキルになればなるほど使いどころが難しい上級者向けのものになってくるのでそういった意味でも扱いやすいスキルで戦い方を把握するのが最適であると自分は思っている。最初からデッキ破壊からのHP削り取りとか全体レベルの引き下げとか目論んでも話しがややこしくなるだけやで。
 
なので今回のリマスター版から遊ぶ方はキャンペーン部分を攻略することをまず考えて頂いて良いだろう。
 

参考リンク:攻略記事とか攻略動画とか

攻略記事

次にどこに進めばよいのか、どういった敵が出てくるのか、といった情報が広く書かれているデータベースだ。先に挙げたどこに行けばいいのかなどを即把握できるため活用頻度は高いと思われる。
 
XBOX,XBOX360データページ
 
ファントムダスト[PhantomDust] ミッション攻略メモ
 
 

プレイ動画

ニコニコ動画に本作のキャンペーンのプレイ動画が上がっているのでこちらを見るのもアリだと思う。おおまかな流れの把握にはうってつけだ。
 
 

参考記事

こちらは海外サイトの情報も含めて網羅されており踏み込み始めはもちろん、より踏み込んだ攻略を行いたい際にはうってつけである。
 

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先日の「A 5th of BitSummit」にて行われた本作ディレクター二木幸生氏も登壇したトークショーのレポート記事。
 

あとがき:唯一無二の作品

先にも長々と書いたが本作はシステムの特殊性もあり大変とっつきづらい作品となっている。だがそのとっつきづらさと同時に味わい深さを兼ね備えたカルトなゲーム性に仕上がっているのだ。本作ほど「人事を尽くして天命を待つ」ゲーム性が備わているアクション作品も珍しいと思われる。
 
折角無料で解像度以外は初代XBOX時代のまま配信されているのだ、まず試しに3章序盤くらいまでは遊んで見て欲しいと思うし思うのです。