宮本茂とプラチナゲームズが進めてる企画は「スターフォックスゼロ」だけじゃないかもって話
プラチナゲームズと任天堂が開発を進めている「スターフォックス ゼロ」の発売が迫っている。
発売三ヶ月前ということもあって何か面白い情報はないものかと過去のニュース記事を色々見ていたら偶然ながら面白い事がわかったので、今回考察記事としてまとめることにした。
本記事は考察以前のガバガバ論理で構成されている。
何か続報が発表され、もし間違ってると判明したら素直にごめんなさいする程度の意気込みで色々書きました。
目次
宮本茂が進めていたプロジェクト
さいしょにこれらのソフトの概要について情報を整理したいと思う。
Project Giant Robot
本作は「ロボットで相撲」がコンセプトの作品となっている。
LZとRZボタンで前進と後退を制御し、左右のスティックで対応する側の腕を操作し、ゲームパッドのジャイロを駆使して体幹(バランス)を調整するのだ。これらの操作を駆使して敵ロボットのバランスを崩し、(文字通り)倒すのが本作の目的である。
ゲームパッドにはロボットのコックピット視点が映しだされ、メインのテレビ画面にはライブカメラとして戦いの様子が第三者視点で見ることが可能である。また、使用するロボットはパーツの組み合わせや大きさの調整によりよるカスタマイズを加える事が可能とのこと。
つまりカスタマイズ製の幅広さと、何より見た目のコミカルさが特徴の作品というわけである。
Project Guard
迷路状の施設の中で、12個配置されたレーザー砲台付きの監視カメラを1つずつ操作し、次々と襲ってくる敵を自分の手で撃退するタワーディフェンスめいたシューティングゲーム。
ゲーム画面にはカメラからの映像が全て表示されており、一人ですべての情報を捌いたり共に遊ぶひとがいれば一緒に監視して敵を倒すことが出来るのが大きな特徴である。
ちなみに上記作品のプレイ動画は以下から確認できる。
その理由について次の項で説明したい。
根拠について
ではなぜこれら2つがプラチナゲームズが手がけているのではないかと考えたのか。根拠を幾つか挙げてみたいと思う
根拠1・・・宮本茂主導の企画
2014年のE3でこれら3つの作品が同時に発表されたということは。開発を手掛ける傍らともに様々な方向性を共に模索していたのではないだろうか?と考えたのだ。
根拠2・・・メニュー・UIデザイン
この根拠はあくまで自分が受けた印象を元にしているためここではいちばん「弱い」理由かもしれない。
任天堂作品、特に宮本茂の作品は一見ハードっぽい作風でもどこかしらに「柔らかさ」が備わっている事が多いが、今回のふたつのプロジェクトのUIデザインからプラチナ特有の尖った雰囲気が「にじみ出てる」ように感じたのだ。
例えばProject Giant Robotの戦闘開始時のモニターの展開演出や、操作説明等のフォント、細かいデータを処理してますよ演出などである。またボタンが押ささっているときの光り方が、プラチナゲームズ特有の操作説明のそれに酷似しているように感じた。
根拠3・・・プロジェクトの表記の仕方
名前の付け方に着目したい「Project Giant Robot」と「Project Guard」という名前である。
「Project P-100」「Project Giant Robot」そして「Project Guard」・・・。
もしかしたらプラチナゲームズのプロジェクト名の付け方はこの形式で統一されているのかもしれないと思ったのだ。
根拠4・・・「Project Giant Robot」の視点周りの仕様
「スターフォックスゼロ」はスプラトゥーンめいた操作性ながらゲームパッド部分が主観視点として別に表示されるという極めてユニークなシステムが採用されているわけだが。ここで「Project Giant Robot」のゲーム画面を見てみたい。
つまり同じゲームエンジンやシステムを用いて様々な試みをしていたのではないだろうか?と自分は予想している。
根拠5・・・本プロジェクトに登場したロボットについて
こちらを見てほしい。
このちびっこいメカは、スターフォックスゼロはジャイロウィングに搭載されている「ダイレクト・アイ」と呼ばれる小型ロボットである
次にこちら
上記のロボットは「Project Guard」に登場した敵キャラクターであるロボット(名称不明)だ。
見比べてみると物凄くそっくり・・・
試作段階で採用されたキャラクターが企業の壁を越えて使われてる、というのは考えにくいように感じたのだ。大本のデザインとしてファミコンロボットが存在するからといっても、ここまでデザインが共通するという点で実はプラチナ製なのでは?とボブは訝しんだのだ
根拠6・・・「Project Guard」の展開の予定
また、加えて以下の事がスターフォックスゼロ初公開時のE3にて判明している。
一部引用させてもらう
・ 昨年のE3で公開したゲームパッドを活用した新規タイトル『Project Guard』は『スターフォックス ゼロ』の設定で、オンライン対応ゲームとしての展開を検討している。
・もう一つの『Project GiantRobot』の方は実験段階のまま現在保留の状態となっている。
当該記事を読んだ当時、プラチナゲームズがスターフォックス本編を作りそれとは別に任天堂完全内製で「Project Guard」が関連作品として機能するのでは?と考えていたのだが、先にあげた根拠と一緒に考えるとすべてまとめてプラチナゲームズとともに作っているのではとも思えるようになってきたのだ。
ではどういう形で世に出るだろうか?という予想
ではもし出るとしてどういった形で発売・発表されるのだろうか?
独立したタイトルとして
一番考えられる可能性がこのそれぞれが別個のタイトルとしてパッケージなりDL専売なりで発売されるというケース。
スーパーマリオ3Dワールドのひとモードであったキノピオ隊長が、後日ひとつの大型タイトルとして発売されたことを考えると、先の二つのプロジェクトは現時点で判明してる段階から更に大きく膨らませられることも十分考えられるのだ。
キャンペーンのミッションとして
「Project Guard」に登場するロボットがスターフォックスゼロのそれとデザインが共通していると先ほど書いた。
という事はスターフォックスゼロのステージの一つとして、特殊なゲームモードなどの形式で登場するのではないかという説。例えばグレートフォックス内に敵が侵入した、などのシナリオで実装されるのではないだろうか?
またプラチナの作品でよくある展開として、自分の操作してるキャラや装備が超巨大化した状態で戦うという激熱な場面が挿入されるという事が多い。スターフォックスゼロの終盤の展開や演出にて「Project GiantRobot」の操作が採用される可能性はないだろうか?
対戦モードとして
「スターフォックスゼロ」はシングルプレイ特化のアクションシューティングとして開発が進められているらしいが、ひょっとしたら追加でのマルチプレイモードとしてオンラインを採用して実装される可能性は割となんとなーく考えられると思う。たぶん。
本当のところ、どうなるか全然わからないんですけどね
今回書いた記事は特に強い根拠も存在しない、ほぼ自分の主観が入ってる考察記事だ。実際のところどうなるかは全然わからない事をご容赦願いたい。
スターフォックスゼロの発売まで3ヶ月程となった。
とにかく発売が楽しみな作品の一つなので、例えばそろそろプラチナスタッフによる「スターフォックスゼロ ダイレクト」の実施とか、ニンテンドーダイレクトや公式サイトでの新情報の公開等を行ってほしいものである。
あとスターフォックス公式トゥイッターとか